Global Innovation Projectと体育学部の学生が「はだのパラスポーツフェスティバル2023」に運営スタッフとして参加しました

湘南キャンパスで活動するチャレンジプロジェクト「Global Innovation Project」(GIP)のミニプロジェクト「つなげ隊」のメンバーと体育学部の学生有志が、10月8日に秦野市の本町公民館と隣接するイオンショッピングセンターの一部を会場として開催された「はだのパラスポーツフェスティバル2023」で運営スタッフを務めました。

本イベントは、パラスポーツを通じて多様性を認め合う「共生社会の実現」について考えるきっかけにしようというものです。当日は、ボッチャやモルック、ブラインドサッカー、フライングディスクといったパラスポーツ体験のほか、障がいのある生活体験、仮設ウォールでのボルダリング体験のブースも展開され、パラアスリートスポーツ義足や、パラリンピック関連などの展示も行われました。「つなげ隊」のメンバー10名は、「パラスポーツ?ユニバーサルスポーツ体験」で、フライングディスクの競技説明と案内を担ったほか、体育学部のゼミで「アダプテッド?スポーツ」について学ぶとともに、卒業研究で5mを超える巨大な野球盤を使用する「ユニバーサル野球」に取り組んでいる野球経験者の柄谷一輝さん(体育学部4年次生)と宮崎涼介さん(同)の2名と共に「ユニバーサル野球」の運営補助にも当たりました。

つなげ隊の飯田歩美さん(観光学部4年次生)は、「今回のイベントに参加したことで、他の団体の学生や地域の方との交流を図るとともに、パラスポーツについての理解を深めることができました」と話します。吉原広貴さん(政治経済学部1年次生)は、「車椅子や義足を使った移動など、貴重な体験ができたと感じています。パラスポーツを通じて多様性を認め合う“共生社会の実現”について、多くの人と一緒に考えることもできました」と話しました。藤原巧翔さん(工学部2年次生)は、「パラスポーツは、障がいのある方と健常者がともに喜びや楽しみを共感できる素晴らしいものだと理解できました。私たちも障がいのある方や健常者、老若男女問わず、分け隔てなく笑顔になれるような環境づくりに取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。

柄谷さんと宮崎さんは、「両チームがバッターを応援し合い、喜び合うなど、とても温かい場所になり、終始みんなが笑顔でとてもよいイベントになりました。今後は、ユニバーサル野球のように皆が応援し、応援されるような環境を広めていくことが大切だと感じました」と話していました。