工学部

光?画像工学科

先輩?卒業生からのメッセージ

工学部光?画像工学科を目指す皆さまに向けて、先輩?卒業生からのメッセージです。彼ら、彼女らの具体的な想いや経験談を聞いて、これからの大学生活を思い描くヒントにしてみてください。

工藤 有紗
2020年度卒業
工藤 有紗さん

授業や課外活動など、さまざまな経験を通して興味の幅が広がります

光?画像工学科では、「光」と「画像」の二つの分野から自分の興味があるものを軸に学ぶことができます。画像処理の授業では、専用のアプリを使ってパソコンで画像処理を行います。レポートの考察だけでなく自分で撮影した写真を実際に加工するので、スマホでの写真加工が当たり前になっている今だからこそ、身近にあって専門的に学ぶと面白い授業だと思います。また、この学科は教員との距離が近く、学業の面はもちろん、些細なことから将来のことまでいろいろなことを気軽に相談できる雰囲気があり、実際に相談すると真摯に向き合ってくれます。課外活動では、入学後に所属したチャレンジプロジェクトのライトパワープロジェクトで仲間と協力してチーム運営を行っています。外部との接点が増え、ビジネスメールの書き方や企業との交渉など、活動を通して自身の成長を感じられる機会が多く、学生生活は充実しています。

オレオマテリアル学術交流会でポスター賞を受賞しました

2018年8月に開催されたオレオマテリアル学術交流会で、光?画像工学科出身の杉田さんがポスター賞を受賞しました。受賞したテーマは、「ブルーライトによる生体への影響」で、黒田総合技研株式会社との共同研究の成果を発表しました。ブルーライトの影響を定量的かつ科学的に解明する研究に従事するなかで、ブルーライトを4つの波長に分けて15分間ずつ人の腕に照射したところ、波長433nm付近のブルーライトを照射した場合にのみ温度が上昇することを発見し、紫外線に近い領域以外の波長域でも人体に影響を及ぼす可能性があることを明らかにしました。杉田さんは、「私以外は大学院生や研究グループの発表者ばかりだったので、受賞が発表されたときには耳を疑いました。ブルーライトの研究は、まだ始まったばかりなので、先生と話し合いながら新しい領域を切り開いていく面白さを実感しています。今後も実験を重ね、ブルーライトの影響を解明したい」と話していました。

杉田 瑞樹
大学院 工学研究科電気電子工学専攻
修士課程2年次
杉田 瑞樹さん

2018年度卒業