文学部

日本文学科

先輩?卒業生からのメッセージ

文学部日本文学科を目指す皆さまに向けて、先輩?卒業生からのメッセージです。彼ら、彼女らの具体的な想いや経験談を聞いて、これからの大学生活を思い描くヒントにしてみてください。

3年次在籍
牛口 珠里さん

言葉と向き合い日本語のすばらしさを見つけてみませんか

日本文学科では、多様な言葉や文章表現に触れ、自分の思いを言葉で表現する力や相手の意図をくみ取る力を養うことができます。身近で手軽な伝達手段である“言葉”と向き合い、その大切さを見つめ直すことは、思いやりにあふれた人間関係を築くための基盤となります。授業では作品講読を通して、情報を複数の視点から正しく受け止めて結論を導く、論理的思考力を磨きます。中学校と高等学校の国語の教員免許を取得できる点も魅力の一つです。

この学科は先生と学生の仲が良く、授業外でも先生との会話には笑顔が絶えません。先生方は学生の良いところを見逃さず、その良さを伸ばしてくれます。礼儀作法や心遣いも学べるので、社会で必要なマナーを身に付けることもできます。ぜひ「文学とは何なのか」自分なりの答えを見つけてみませんか?

情報を見極める力が身につきました

文学を読み解く方法を教わることから始まった4年間でした。文献の使い方や見方を教わったことにより、さまざまなメディアの中から自分の欲しい情報を見極める力が身につきました。

また、授業では先生や学生との話し合いを通して学びを深めることが多かったので、人と話をするのが苦手だった私でも卒業する頃には誰とでも話ができるようになりました。今では職場の方や来館された方に対して、苦手意識をもたずに話ができていると日々の仕事の中で実感しています。

現在、私は司書として図書館に来られた方の本を探すお手伝いや図書館の利用方法について案内をしています。レファレンスで重要となるのは、相手との対話の中から「どんな本をどんな風に使いたいのか」といったことを読み取ることです。大学で学んできた文献から情報を汲み取ることと、そのために必要となる対話力が生かせていると感じています。

三留 美砂
横浜市立図書館(司書)
三留 美砂さん

2018年度卒業