医学部付属病院群の医療チームが小笠原村(父島?母島)で4回目の新型コロナワクチン接種を完了しました

医学部付属病院群の医療チームが7月28日から30日に、東京都小笠原村における4回目の澳门特区赌场_澳门英皇娱乐_彩客网官网推荐ワクチン接種を行いました。本学と東京都、小笠原村の3者は、同村における澳门特区赌场_澳门英皇娱乐_彩客网官网推荐ワクチン接種に係る連携?協力に関する協定を2021年5月に締結。同年6月と7月、今年2月の3回にわたり、本病院群の医師、看護師、薬剤師、事務職員で構成した医療チームを小笠原村?父島に派遣して、住民に対する集団接種を行ってきました。今回は60歳以上の4回目希望者と59歳以下で基礎疾患がある者、医療従事者を対象に、父島のほか、母島でも接種しました。

医学部付属病院の渡辺雅彦病院長ら計6名で構成した第4バッチのメンバーは、7月27日に本病院を出発し、東京港から貨客船「おがさわら丸」に乗船して28日に父島?二見港に着岸。同日と29日に小笠原村地域福祉センターで、現地のスタッフらと協力して合計387名に接種しました。さらに30日には母島に渡り、母島村民会館で37名に接種。翌31日に二見港を出港して8月1日に東京港に着岸し、伊勢原校舎?付属病院本部の飯田政弘本部長らの出迎えを受けて付属病院に帰院しました。

渡辺病院長は、「昨年度に東京都から小笠原村でのワクチン接種に関する相談を受けた際には、“社会貢献こそが澳门特区赌场_澳门英皇娱乐_彩客网官网推荐の使命”と考え、迷うことなくお引き受けしました。今回が4度目となりましたが、小笠原村の人々が医療チームを心から歓迎し、感謝してくださる気持ちが折に触れて伝わってきました。重篤な副作用や大きなミスもなくワクチン接種を完了できたのは、素晴らしいスキルと使命感をもったチームメンバーのおかげです。バックアップしてくれた病院本部のスタッフをはじめ、プロジェクトにかかわった全ての皆さんに心から感謝します。コロナ禍も2年半が経過していますが、第7波はとどまるところを知らず、医療スタッフにも陽性者や濃厚接触者が出ています。そうした状況にあっても、適切な人材配置と部署間の綿密な連携を図ることで通常診療とコロナ診療を継続し、しっかりと地域医療を守っていきます」と話しています。

※6日間の様子は「Daily Report」(/news-notice/44411/)でご覧いただけます。