広報メディア学科の学生グループが「販促会議 企画コンペティション」で協賛企業賞を受賞しました

文学部広報メディア学科の小泉眞人教授のゼミに所属する4年次生の根本彩花さんと3年次生の天田裕喜さん、牟田夏苗さん、野極梨花さんがこのほど、(株)宣伝会議主催の第8回、「販促会議 企画コンペティション」で協賛企業賞を受賞しました。このコンペティションは、協賛企業21社からそれぞれ発表される課題解決に向けて、アイデアを募集するもの。今年度は2415作品が集まり、グランプリ1作品、ゴールド2作品、シルバー3作品とともに、各協賛企業が優れた企画に送る協賛企業賞21作品が選ばれました。

小泉ゼミでは今年度初めてこのコンペティションに参加。学生約20名が6チームに分かれ、それぞれ好きな協賛企業の課題解決に臨みました。今回受賞した4名の学生たちは、(株)永谷園の「若い人(20代男女)か?お茶つ?け海苔を食へ?たくなる企画」に挑戦。「一人で食べるイメージのあるお茶漬けを、みんなで楽しみながら食べよう」とお茶漬けパーティー(茶ヅパ)という新たな若者向け”食文化”を提案。7月には一次審査を突破した202チームに入り、各企業の前で15分のプレゼンテーションを実施。ファイナリスト56チームにも選ばれ、その中から各賞が選出されました。

授賞式は8月27日に東京国際フォーラムで開催され、メンバー4名が出席。学生たちは、「企画を検討する際には、思いつく案がすでに企業でも実施されているありきたりなものばかりで苦労しました。それでも20代の学生だからこそ思いつく斬新なアイデアを模索し続けたことが受賞につながったと思います。学外の方々の前で発表する機会をいただき、事前準備の大切さも学べ、今後につながる経験ができました」と話しました。指導に当たった小泉教授は、「広告?広報業界で働くプロの社会人も参加しているオープン戦だったので、学生が受賞するのは難しいと思っていました。”茶ヅパ”という若者ならではの視点に加え、プレゼンの際に動画を制作し、審査員により自分たちの思いが伝わるよう工夫した点も評価されたのでしょう。社会人を相手に、自分たちの意見を伝えた経験は、就職活動や卒業後にも活きるよい学びの場になりました」と語りました。

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