生涯スポーツ学科の学生が「第2回あそびゼミナール」を運営しました

体育学部生涯スポーツ学科の学生が運営する「第2回あそびゼミナール」を、5月19日に湘南キャンパスの芝生広場「パレットPalette」で開催しました。このイベントは、本学科の知念嘉史准教授、岡田成弘准教授、スポーツプロモーションセンターの北濱幹士准教授が中心となって、子どもたちに体を動かす楽しさを伝えようと企画したもので、昨年6月から毎月1回開いています。当日は、知念准教授と岡田准教授の研究室に所属し、幼児体育や野外教育を学ぶ学生と、チャレンジプロジェクト「スポーツ社会貢献プロジェクト」の学生10名が運営を担当し、近隣の小学生約20名が参加しました。

今回は、鬼ごっこやジェスチャーゲーム、マーカーを用いた「〇×ゲーム」など、6つのレクリエーションをそれぞれ約10分間ずつ実施しました。その後30分間の自由時間では、モルックやボールなどさまざまな道具を使って学生と小学生が思い思いに交流しました。閉会のあいさつに立った北濱准教授は、「6月にはプールでのイベントを予定しています。ぜひ参加してください」と呼びかけました。参加した小学生たちは、「みんなで遊べたのが楽しかった!」と声をそろえ、保護者からは「今回で3回目の参加となりましたが、子どもは毎回の終了後に“また参加したい!”と話しています。楽しそうに遊ぶ姿を見られてうれしいです」といった声が聞かれました。

スポーツ社会貢献プロジェクトにも所属する岡田ゼミの石川千夏さん(3年次生)は、「レクリエーションの前半は、全員で一つになり取り組めるゲームで仲を深め、後半ではグループに分かれて挑戦するゲームを準備してきました。教員を目指しているので、小学生を対象にしたイベントに企画から運営まで携われてとてもいい経験になりました」と話し、岡田准教授は、「学生たちは実践を通してよかった点、改善点などさまざまな思いを感じたと思います。今後の学びにつなげてもらえたら」と語りました。

知念准教授は、「以前、体育学部では学生有志団体『Tokai Smile? Factory』が地域の子ども向けのイベントを開いていましたが、新型コロナの影響で継続できなくなり、学生たちの実践の場が減っていました。そこで新たにイベントを実施できないかと、岡田先生と北濱先生に相談し、このイベントを開催することになりました。小学生たちの意見も取り入れながら、長く継続していければ」と話しています。