臨空だより① 専門知識を身につけ、家畜の効率的な生産を考える

2023年4月の開設に向けて建設が進む臨空校舎。阿蘇くまもと空港から約700mと“農業県?熊本”の玄関口に臨む、農学部生と大学院農学研究科生の新しい学び舎です。

空港側の第二ゲートを入ってすぐ右側には、「豚舎」「鶏舎」「緬羊舎」「乳牛舎」「堆肥舎」が並びます。農学部生は熊本校舎で基礎科目を学んだ後、ここで家畜と触れ合いながら飼育環境や動物行動、動物福祉やアニマルウェルフェア、生態系との調和といった専門知識を身につけ、家畜の効率的な生産についても考えます。乳牛舎の隣には「動物教育実習棟」と「農学教育実習棟」が建設中で、まさに実学一体の特徴ある教育を実現するものです。

(右奥から時計回りに)鶏舎、豚舎、緬羊舎、乳牛舎、堆肥舎(4月15日撮影)