バーベルクラブが関東学生ボディビル選手権大会に出場しました

湘南校舎を拠点に活動する本学公認サークルのバーベルクラブが、9月23日に日野市民会館で開催された「第62回関東学生ボディビル選手権大会」に出場。男子フィジークの部で熊本校舎から参加している川中健介選手(経営学部3年次生)が昨年に引き続き優勝し連覇を飾り、5位に新垣日向選手(体育学部1年次生)が入賞。団体で準優勝となりました。また、男子ボディビルの部でも、同じく大会初出場の杉村雄大選手(文化社会学部3年次生)が6位に入り、諸伏大選手(体育学部4年次生)が13位となるなど健闘を見せました。

バーベルクラブは昨年度の大会以降、新たに7名のメンバーを迎え、トレーニングに関する勉強会や個人練習だけでなく、有賀誠司監督(健康学部教授)によるフォームや食事に関する指導を受けながらトレーニングに励んできました。また、「準公認サークル」から「公認サークル」へと昇格。さらに、川中選手は8月7日に仙台市で開催された「オールジャパンジュニア選手権」で「メンズフィジーク172cm以下級」と各部門の優勝者で競う「オーバーオール」で優勝するなど好成績を収めてきました。

今大会も川中選手は堂々としたポージングを披露。また、フィジーク部門では「川中選手の活躍に憧れて入部した」と話す新垣選手も大会初出場とは思えないバランスの取れたボディメイクで予選を通過し、決勝審査へと駒を勧めました。ボディビルの部では、上半身の筋肉の形状やプロポーションを中心に審査するフィジーク競技から、全身の筋肉の大きさやキレ、バランスを中心に審査するボディビル競技に転向した諸伏選手と大会初出場の杉村選手が予選を突破。決勝審査では4選手とも堂々としたポージングを見せ、全員が審査員から指名を受けて何度も比較審査を受け、会場の注目を集めました。今大会の結果を受け、川中選手と新垣選手、諸伏選手、杉村選手に加え、フィジーク部門で予選を突破した3名の選手が10月2日(日)に福生市民会館で「開催される第56回全日本学生ボディビル選手権大会」への出場権を手にしました。

連覇を果たした川中選手は、「別の大会への出場などで、コンディションは満足が行くものではありませんでしたが、連覇できてうれしく思います。背中のしぼりの甘さなど改善箇所はまだあるので、1週間後の全日本に向けて摂取カロリーを減らして、調整していきます」と意気込みを語っていました。杉村選手は「筋トレが趣味でジムに通って鍛えていたのですが、昨年にクラブの存在を知り、入部しました。仲間や先生のアドバイスのおかげで、半年間ほどで体がかなり大きくなったと感じています。初の大会でしたが、緊張感なく楽しみながら参加できた」と振り返りました。

学生たちの活躍を見守った有賀監督は、「SNSや大学サイトを見て活動を知った、新たなメンバーを迎えた新体制で大会に臨みました。厳しい食事制限による減量など、初めてのことで戸惑うことも多々あったと思いますが、学生たちは自らの実力を存分に発揮していて安心しました。互いに励まし合い、トレーニングに励み、一人ひとりが高いモチベーションを保っていたことが結果につながったと思います」と話していました。