タイ?KMITL工学部音響工学科の学生研修団を受け入れました

澳门特区赌场_澳门英皇娱乐_彩客网官网推荐では5月23日に湘南キャンパスで、タイ?モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)工学部音響工学科の学生研修団を受け入れ、キャンパス見学や交流会を行いました。KMITLと本学の教育研究分野での連携の一環として毎年実施しているもので、今回は11名の学生が参加しました。

初めに19号館で建築都市学部の研究室を見学。大学院工学研究科2年次生の都丸優也さん(指導教員=建築都市学部?岩﨑克也教授)が、2022年度に「仙台デザインリーグ-卒業設計日本一決定戦-20選」や、全国合同卒業設計展「卒、23」で審査員賞「酒匂克之賞」などを受賞した作品「不協都市のリハーモナイズ―3つのアプローチにより都市個性を結う音建築の提案―」を紹介しました。都丸さんは、「さまざまな賞をいただいた思い入れのある作品なので、海外の方にも興味を持っていただいたことが何よりうれしい」と振り返ります。

続いて10号館スタジオソナーレで、教養学部芸術学科と大学院芸術学研究科の大学院生と交流会を行いました。吉村維元学科長が歓迎の言葉を述べ、KMITLの教員が同校のプロモーションビデオを流して授業内容や最先端の音楽機器を用いた実習の様子を紹介。学生による2組のバンドが演奏し、最後に日本語で「ありがとう」とあいさつしました。また、本学科の檜垣智也准教授が専門とする電子音響音楽に特化した多元立体音響装置「アクースモニウム」を本学の学生4名が演奏。フルートで尺八のような音を奏でる『冥』(福島和夫)やピアノ連弾による『赤とんぼ』などさまざまな楽器で日本文化の魅力を伝えたほか、大学院生がピアノで檜垣准教授作曲の『Vagues pour piano』を演奏しました。

参加した学生は、「電子音響音楽はまだ広く知られていない演奏手法なので、海外の方の前で演奏できてうれしい。タイの音楽は日ごろ自分が聞いている曲と旋律が少し異なり、その違いが面白いと感じました」と振り返りました。