2008年度参加学生の声

スポーツ社会貢献プロジェクト

メンバーが発言しやすい会議を勉強中!

冨田 奈央子 体育学部 2年次生
冨田 奈央子
体育学部 2年次生

同じ学科の友人が「でかちゃれ」の参加用紙を持っていたのがきっかけで、私も興味を持ち、参加しました。私にとって今、一番勉強になるのは会議の運営方法です。高校の時から司会をすることが多く、議題に沿ってきっちりこなしていくことに重点を置いていましたが、メンバーの発言が少ないのが欠点でした。このプロジェクトの会議は和やかで意見しやすい雰囲気作りの工夫として、レクリエーションをしたり、椅子のレイアウトを円形にしたりと、決して強制しない自由なスタイルで、メンバーみんなの意見を取り込んで行くので、たくさんのことが学べます。また、今までは、一人で決めて自分の責任で何かをすることが多かったのですが、学年が異なるメンバーと一緒に一つのイベントに取り組むことで、みんなで決めてみんなで行動することのすばらしさを実感しています。最近では、会議の方法など学科のゼミのミーティングなどにも応用しています。


Green Communications

地球温暖化対策にメンバーと一緒に取り組んでいます!

横川 敦史 工学部 3年次生
横川 敦史
工学部 3年次生

小学生の頃から環境に興味があり、大学に入ったら勉強以外にも何かやりたいと思っていました。そんな時、Green Communicationsの植樹の写真に「メンバーの一体感」を強く感じ、プロジェクト参加を決めました。高校までは引っ込み思案でしたが、大学では変わろうと思い、何事も積極的に取り組もうと決めました。そして、いくつかの企画のリーダーに立候補し、「プロジェクトメンバー全員が活動を楽しめるようにするには、どうしたらよいのか」が自分の課題となりました。今年度は、プロジェクト全体のリーダーを任され、メンバー全員が一人も欠けることの無いように常に心がけています。
Green Communicationsの良いところは、学年の隔たりなくあだ名で呼び合うほど仲が良い所。時には、つらい事もありますが、人生で何が大切なのか「気付き」を与えてくれる場所です。この活動を通して、社会でリーダーシップを発揮できる人を少しでも増やすことが目標です。


Same Same But TOKAI

プロジェクト活動で「学び」のモチベーションが上がった!

橋本 直樹 教養学部 3年次生
橋本 直樹
教養学部 3年次生

もともとボランティアには興味がなく、履修した英語の授業で外国人の先生に誘われたのがきっかけでした。1年生の2月にフィリピンに行き、電気やガスもなく、住む場所さえもま共にない現地の人々と一緒に家を建てる経験を通して、国際協力の奥深さと大切さを感じ、「ボランティアとは何か」、「幸せとは何か」などを真剣に考えさせられました。
また、学校で勉強することのできない子供たちとのふれあいの中で、「自分たちがどんなに恵まれた環境にいるのか」を痛感しました。これらの経験が、メンバー全員のモチベーションを一気に高め、大学生活を無駄に過ごさぬよう、何かのために勉強し、どの様な人生の目標や計画を立てるかを考えるきっかけになったと思います。リーダーとして思うことは、発展途上国の現状を知らない人が多すぎるということ。もっとたくさんの人に知ってもらうため、積極的な広報活動と募金活動を行っていきたいと思います。


福祉除雪プロジェクト

既存のボランティア除雪の域を超えた除雪作業を行っていきたい

池田 翔 国際文化学部 2年次生
池田 翔
国際文化学部
2年次生

雪国である北海道ならではのプロジェクトをやりたいと思い、福祉除雪プロジェクトを企画しました。除雪作業は、高齢者や障害者にとっては極めて困難な作業であることは間違いなく、ボランティアで除雪作業をやりたいなどという人は、多くありません。このプロジェクトでは“人のためになるって…?”というサブタイトルがあります。活動を通じて、真の“集い力?挑み力?成し遂げ力”を身につけ、既存のボランティア除雪の域をはるかに超えた除雪作業を、メンバーが力をあわせて行っていきたいと思います。リーダーとしては、これから直面する問題を前向きに捉え、常にメンバーが共に一歩を踏み出せる活動にしていきたいと思います。
また、メンバー募集の際“この指とーまれ”がキャッチフレーズでした。全員が“この指にとまって良かった!”と確信できるプロジェクトとなるよう、頑張ります。


先端技術コミュニティACOT

多くの人が「ものづくり」に興味を持ってくれる教材を作りたい!

服部 祐一 産業工学部 3年次生
服部 祐一
産業工学部 3年次生

近年「ものづくり離れ」や「理系離れ」といった問題がよく取り上げられますが、文部科学省が委託するICTスクールで補助指導をやっていたときにも、そのことを切実に感じました。そして、中高生などに「ものづくり」の楽しさを教えねばならないと思い、このプロジェクトを立ち上げました。プロジェクトリーダーとしては、プロジェクトの円滑な推進に努めながら、高校や短大などと連携していきたいと思っています。そして、自分自身も新しい技術に対して果敢に挑戦し、周りのメンバーと共に技術力を磨いていきたいです。最終的には、自分たちのプロジェクトで作った教材で、中高生に教える講座を開催し、一人でも多くの人が「ものづくり」に興味を持ってくれることを目指しています。


新型人力高速艇製作プロジェクト

学生だけの力で大会に出場し、地元地域の活性化にも貢献したい

江黒 広訓 海洋学部 3年次生
江黒 広訓
海洋学部 3年次生

「大学で学んだことを、何かの形にしよう!」という友人たちとの話し合いから、「どうせやるなら、人力船スピードのギネス記録に挑戦しよう!!」ということになり、プロジェクトを立ち上げました。
リーダーとしては、メンバーと一緒に学んできたことを応用し、自作の船で海洋学部の地元である清水で開催される「全日本大会レース」に勝つことが目標です。
学生だけの力で大会に出場し、他大学、海外、有力企業チームなどと、高いレベルでレースをすると共に、他チームと交流を深め、よりよい船の製作を目指します。また、互いに高めあうことで大会を盛り上げ、地元地域の活性化にも貢献していきたいです。


障害者自立支援プロジェクト

学生時代に、仲間と一緒に手ごたえのある経験がしたかった!

吉田 知貴 工学部 4年次生
吉田 知貴
工学部 4年次生

大学で“仲間とぶつかり合いながらも、何かを乗り越えるような手ごたえのある経験”をしたいと思い、参加しました。このプロジェクトは、様々な得意分野をもつ学生が集ったので、メンバー間に壁があり、その硬い雰囲気を壊すことから活動が始まりました。ミーティングのたびに、あだ名をつけて呼び合うなど、いろいろ試みた結果、心の壁も徐々になくなり、メンバーのモチベーションも上がっていきました。個人的には、知的障害者の方々と一緒に働くという経験を軸にして、学内外でたくさんの出会いがあるので、視野が広がり、自分が成長するきっかけとなりました。大学生活では、特に自分に課せられる役割といったものはありませんが、プロジェクト活動では、メンバー全員が何らかの役割を担い、しっかりと責任を果たさなければなりません。このプロジェクトは、学外の団体や他プロジェクトの協力の上に成り立っているので、メンバー全員が強い使命感を持ってがんばっています。