第130回日本畜産学会で優秀発表賞を受賞しました

農学部バイオサイエンス学科(現食生命科学科)の卒業生で生物科学研究科(博士課程)1年の中島勇貴さんが第130回日本畜産学会にて優秀発表賞を受賞しました。

中島さんは、「乳酸菌のsmall RNA ffs-LはJAK-STAT経路を介してマクロファージのサイトカイン産生を抑制する」と題して、乳酸菌の小さなRNAである small RNA が宿主の免疫細胞に与える影響(抗炎症作用)について発表しました。

受賞者のコメント
「この度は第130回日本畜産学会におきまして、優秀発表賞を賜りましたこと、誠に光栄に存じます。プロバイオティクスとして広く知られる乳酸菌は世界中で研究が進められていますが、まだまだ未解明な部分が多くある微生物です。本研究では、乳酸菌のsmall RNAが宿主免疫に与える影響をマクロファージ細胞を用いて調べ、そのメカニズムの一端を明らかにしました。今後も解析を進め、本研究成果を学術論文としてまとめ、世界に先駆けて発表したいと考えております。」

 

第130回大会優秀発表賞受賞者一覧
https://confit.atlas.jp/guide/event/jsas130/static/award

※中島さん所属する研究室のホームページはこちらからご覧ください。
食品バイオ化学研究室ホームページ