武藤教授の研究室で制作した浜名湖に棲息する生物を紹介するパネルが、浜名湖ガーデンパークに常設されています

海洋学部水産学科生物生産学専攻の武藤文人教授の研究室が浜名湖に棲息する生物を紹介するパネルを制作。3月31日から静岡県浜松市?浜名湖ガーデンパークに常設されています。同研究室では浜名湖での生態調査に取り組んでおり、今回は魚類や甲殻類の写真をパネルにまとめました。

それまで浜名湖で本格的な生態調査が実施されていなかったこともあり、武藤教授は研究室の大学院生や学生とともに2014年度から研究をスタート。パネルには、これまでの調査結果をもとにスズキやクロダイ、カレイなど約170種類の生物を掲載しました。
「浜名湖は淡水と海水が混ざった汽水湖として知られていますが、海水の流入が多いため本来は海にだけ棲息する生物も数多く見られる環境です。今回のパネルに掲載したのは浜名湖で採集された中かから選んだほんの一部ですが、ぜひたくさんの人にパネルを見てもらい、浜名湖の生態系にとどまることなく、魚類や甲殻類自体にも興味を持ってもらえたら」と武藤教授は話しています。