食生命科学科の2年次生が食品加工基礎実習で食味試験を行い、実習で製造した製品の味の評価を行いました

農学部食生命科学科では、2年次生を対象とした「食品加工基礎実習」を、阿蘇くまもと臨空キャンパスの食品加工教育実習棟で実施しています。

6月20日の実習では2つのグループに分かれ、これまでに製造したソーセージの味の評価を行いました。構内のオープンキッチンで、プレーンタイプとチーズ入りのボロニアソーセージに加え、ウィンナーソーセージや、ベーコン入りのスープ、パンとともに試食しました。また、解説を聞きながらレッドチェダーチーズとゴーダチーズの食べ比べをしました。食味試験アンケートでは、旨味、塩味などのスコア評価を行い、レポート課題としても取り組みました。実習終了時には、自らが製造した「こんにゃく」と「ボロニアソーセージ」を手土産として持ち帰りました。

この食品加工基礎実習では、学生たちが製品の味を評価するだけでなく、実際の製造プロセスを体得することで実践力を養っています。学生たちは食品の製造に関する知識を深めるとともに、食品の安全性や衛生管理についても学んでいます。

食生命科学科は、将来食品製造や衛生?品質管理に携わる人材の育成に力を入れており、実践的なスキルの習得を支援しています。

春学期開講のこの「食品加工基礎実習」を通じて、学生たちは食品業界での活躍に向けて、自身のキャリアに役立つ経験を積むことができました。連続して2年次の秋学期には、「食品加工実習」が開講される予定です。