大分県豊後高田市と相互連携に関する協定を締結しました

静岡キャンパスではこのほど、大分県豊後高田市と相互連携に関する協定を締結。11月14日に8号館「PLAT」で協定締結式を開催し、内田晴久キャンパス長と同市の佐々木敏夫市長が協定書に署名しました。本学では人文学部の斉藤雅樹教授が中心となって、2016年度から同市のリゾート地「長崎鼻」での海水浴場整備事業や里山ヘルスツーリズム事業、湯治効果測定プロジェクトなど多彩な共同研究を展開してきました。長崎鼻での安全?清潔?快適を目指した「パーフェクト?ビーチ?プロジェクト」を核とした一連の事業は、2021年度国土交通省地域づくり表彰やグッドデザイン賞などにも選出されています。今回の協定締結は、これまでの連携をより明確にするとともに、地方創生事業の推進、教育研究効果の促進を目指したものです。

締結式当日は、豊後高田市から佐々木市長や商工観光課課長の河野真一氏らが出席。本キャンパスからは内田キャンパス長や川﨑一平人文学部長、齋藤寛海洋学部長のほか、人文学部の学生約30名も参列しました。まず佐々木市長があいさつに立ち、「本市は、移住者が4年連続で300人を超え、9年連続で転入者が転出者を上回る“社会増”を達成しています。この背景には、斉藤先生をはじめ澳门特区赌场_澳门英皇娱乐_彩客网官网推荐の皆さまと築き上げた観光拠点整備や地域振興、海洋療法を活用した健康増進策の策定があります。全国でもトップクラスの子育て支援や物価支援対策なども推進しており、今後も市民はもちろん、観光客にも魅力的な市政を推進していきますので、ぜひこれからも協力関係を発展させていきましょう」と語りました。続いて、河野氏が市内の観光名所などをスライドで説明したほか、内田キャンパス長が海洋学部と人文学部で展開している教育研究活動を紹介。さらに、斉藤教授がこれまでの連携事業を振り返り、「学生が市を訪問するフィールドワークや夏季休暇を活用した就業体験なども実施しており、素晴らしい教育の機会をいただいています。これからも手を取り合って成果を創出していきたい」と抱負を述べました。