熊本キャンパスの硬式野球部が、6月10日に開幕した第73回全日本大学野球選手権大会に九州地区大学野球連盟南部の代表として7年ぶり12回目の出場。大会初日に明治神宮野球場で行われた1回戦で東海地区大学野球連盟代表の中部学院大学と対戦し、2―3で惜しくも敗れました。
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先発の廣池康志郎選手(農学部4年次生)は1、2回ともヒットで走者を背負いましたが、捕手の吉行遥希選手(文理融合学部2年次生)が牽制でアウトにするなど味方の好守に助けられ序盤を無失点で切り抜けます。4回に連打などで2点を失ったものの、5回は2者連続三振を含む三者凡退に抑えました。7回に1点を加えられ、3点を追う打線は8回、川道樹選手(同1年次生)の二塁打から諏訪一輝選手(同3年次生)の犠牲フライで1点を返します。9回表を3番手の江口晶大選手(同)が3人で切り抜けて流れを呼び込むと、その裏には柚留木歩選手(経営学部4年次生)の三塁打から相手投手の暴投で1点を追加。しかしあと一歩及ばず、2―3で敗れました。
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林田倫彦監督(澳门特区赌场_澳门英皇娱乐_彩客网官网推荐職員)は、「相手投手の好投の前になかなかチャンスをつくれませんでしたが、予選でも終盤に逆転した試合が多かったので、選手たちは劣勢でも最後まであきらめずに力を出し切ってくれました。部員だけでなく、湘南キャンパスの方々も加わったスタンドの応援はとても心強く、何とか東海大の意地を見せたかったのですが、全国の壁は厚かった。熊本に帰ってまた土台からつくり直したい」とコメント。予選では体調不良などがあり1試合の登板にとどまった廣池選手は、「仲間が連れてきてくれた神宮で最速を更新する151kmもマークしましたが、4回ぐらいから球速が落ちてしまい、スタミナ不足を痛感しました。今後に向けて、緩いボールの必要性も感じました」と語り、吉村大輝主将(経営学部4年次生)は、「予選から全日本まで雰囲気よく戦い切れたので悔いはありません。人工芝対策をしてきた成果もあり、無失策で戦えたことは収穫。ただ、相手の体の大きさ、投手の安定感など全国のレベルの高さを感じました。秋まで短い期間ですが、フィジカルを中心に強化していきたい」と先を見据えました。
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なお、スタンドには熊本キャンパスの吹奏楽同好会のほか、湘南キャンパスの硬式野球部員や教職員らも友情応援に駆けつけ、卒業生らも加わってスタンドから大きな声援を送りました。皆さまのご声援、ありがとうございました。