広報メディア学科の学生が「かながわ選挙啓発動画コンテスト」で最優秀賞を受賞しました

文化社会学部広報メディア学科の樋口喜昭教授の研究室に所属する木村航祥さん(3年次生)と小林万優子さん(同)がこのほど、「かながわ選挙啓発動画コンテスト」で最優秀賞を受賞しました。同コンテストは、若い世代をはじめとした有権者の選挙への理解関心を深め、投票率を向上させることを目的に、神奈川県明るい選挙推進協議会と神奈川県選挙管理委員会が「あなたの1票で社会が変わる、未来を決める~選挙のイメージを変えろ!~」をテーマに初めて開いたものです。182作品がエントリーし、4作品が入賞。2月29日に神奈川県庁で表彰式が行われました。

もともと選挙をテーマにしたコンテストに興味を持っていた2名は、若者が選挙に行かない理由についてインターネットや友人らに調査する中で、“自分が選挙に行っても意味がない”“選挙に行くのが面倒”という意見が多く挙がったことから、「自分自身と選挙の関わりについてあまり意識しておらず、一票の価値を低く考えているのではないか」と動画を制作。「あなたの一票、タダじゃない」と題した動画では、国民の税金から支払われている参議院選挙の経費について、1回につき一人当たり約500円を負担しているデータを示し、「選挙に行かないと無駄になっちゃう」「簡単に捨てないで」と学生が訴えかける様子を15秒にまとめました。

木村さんは、「短い時間でしっかりとメッセージを伝えながらも、その思いが受け手にとってプレッシャーにならないように、ポップなイメージに仕上げました。国民の負担額はお弁当ほどの金額ですが有権者の一人だとあらためて認識してもらえたら」と語り、小林さんは、「ターゲットである若者でも、特に18、19歳の人に少しでも選挙に親しみを持ってもらうために、制服のような衣装を身に着けて学生に出演してもらうなど工夫を凝らしました。この動画を見て、少しでも多くの人が投票に行ってくれたらうれしいです」と話していました。

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