「フィールドワークB」の報告会を行いました

健康学部健康マネジメント学科では1月17日に、「フィールドワークB」の報告会をオンラインで行いました。身近な課題を発見し、自主的な調査?研究を経て解決を目指す授業で、学生たちは9つのプロジェクトに分かれて取り組んできた成果を発表。約80名が参加しました。

「はかる、きづく、うごくプロジェクト」は、秦野市で実施した子どもたちの体力測定に協力し、スタッフの募集や当日の運営までを担った様子を紹介。「プレイパークプロジェクト」はNPO法人が横浜市内の公園に設置している子どもたちの遊び場で焼き芋イベントの手伝いや遊びのサポート、見守りに従事した活動を紹介し、参加した学生は「子どもたちの独創性や好奇心の高さを改めて感じると共に、身体的、心理的、社会的健康につながる要素が総合的に含まれている場所」とその重要性を語りました。「フードバンクプロジェクト」の学生は「フードバンクかながわ」などで寄付された食品の仕分けや小学校での活動紹介などに協力した様子を説明。「食品の化学プロジェクト」の学生は発酵に関する調査?実験の結果を、「ロコ発掘つながり隊プロジェクト」の学生は厚木市内のミニデイサービスでの運動教室や、民生委員の見守り活動に同行した経験を語りました。健康測定機器を積んだバスで秦野市内の公民館などを巡り、健診の受診促進や健康意識の向上、啓発を目指す「健康バスプロジェクト」の学生は活動の様子を紹介。「バリアフリーマップ作成プロジェクト」は湘南キャンパス1、16、17号館を車いすで回ってマップを制作する中で気づいたバリアフリーの現状や課題を指摘しました。

また、今学期は学生や教職員のQOL向上を目的とした「澳门特区赌场_澳门英皇娱乐_彩客网官网推荐KENKOプロジェクト」と連携した2つの企画も実施。運動グループは、学生や教員の運動不足解消に向けて15号館フィットネスセンターの利用を促すために、まずは運動のハードルを下げようと5号館で行った「健康学部生向けパーソナルトレーニング体験会」について説明。食のグループは朝食欠食を改善するために、オートミールやプロテイン、牛乳、豆乳などを合わせて一晩おいた「オーバーナイトオーツ」の試食会と学生たちの好意的な反応などを紹介しました。司会進行を務めた岡本武志准教授は、「キャンパス内や地域の多種多様な健康課題に取り組んだ経験や発表を聞いて感じたことを、今後に生かしてください」とまとめました。