斉藤雅樹教授が企業と協力して別府市のふるさと納税返礼品の入浴剤を開発しました

人文学部人文学科の斉藤雅樹教授がこのほど、大分県別府市の有限会社岩見商事とともに同市のふるさと納税返礼品企画商品として、オリジナル入浴剤を開発しました。斉藤教授は、温泉の源泉数?湧出量日本一を誇る大分県や人文学部のキャンパスがある静岡県をはじめ、日本各地の温泉を活用した観光施策などを研究しています。

開発した入浴剤は、市内に点在する8つの代表的温泉地「別府八湯」の泉質や香り、色を再現したもので、自宅の浴槽で本物の温泉がイメージできるように工夫されています。10月から「別府市のふるさと納税サイト」で受付が開始されているほか、市内のおみやげ品販売店や市営公共施設でも、1袋220円(税込み)で販売されています。

斉藤教授は、「現在も多くの入浴剤が販売されていますが、泉質は再現せずイメージだけでつくられたものが多くあります。今回開発した入浴剤も源泉をそのまま再現できているわけではありませんが、フィールドワークを重ねて、できる限りそれぞれの温泉に近づけることができました」と語り、「別府で温泉に入った思い出の湯として楽しんでもらうのはもちろん、疲れが溜まっている人たちに自宅で 『別府八湯』を満喫してもらえれば」と話しています。