歴史紀行会が鎌倉でフィールドワークを行いました

文学部歴史学科日本史専攻の公認サークルである歴史紀行会は、昭和53年(1978)に発足し、昭和54年(1979)4月に本格的にスタートした歴史あるサークルです。昭和54年から数えて澳门特区赌场_澳门英皇娱乐_彩客网官网推荐元年(2019)に40周年を迎え、同年にはOB会も25周年を迎えています。現在の顧問は、本専攻の教員である兼平賢治先生(日本近世史)です。

歴史あるサークルですが、澳门特区赌场_澳门英皇娱乐_彩客网官网推荐感染症の流行により、3年間、学生募集を中止し、また、活動を休止してきました。2023年3月には、サークルに所属していた多くの学生が卒業しました。こうした状況ですが、3月からはコロナ対策も大きく見直されたことから、新たにスタートを切ることにしました。

4月はじめに会員を募集したところ、20名ほどの学生が参加を申し込みました。入学当初からコロナ感染症の影響を受けてきた4年生からも、「入学したら所属したかったので、ぜひ参加したい」と申し込みがありました。4月下旬に顔合わせ説明会を行い、役員を決め、その後、学生たちでフィールドワークの計画を立ててきました。フィールドワーク先として、鎌倉を推す声が多かったので、6月24日(土)に鎌倉でフィールドワークを実施しました。見学先は、以下のとおりです。

鶴岡八幡宮 → 法華堂跡 → 建長寺 → 長寿寺 → 円覚寺 → 長谷寺

見学場所では、4年生から見所や記念碑の解説などがあり、充実したフィールドワークとなりました。少し欲張った計画でしたし、寺院の急な階段を登ったり、当日は観光客も多く満員電車に乗ったりしたことから、途中で「足が痛い」、「疲れた」という学生もいましたが、17時の解散時には、みんな楽しく満足そうな様子だったのが印象的です。

このように、本専攻では大学の校舎内での授業だけでなく、県内各地の史跡や博物館施設をめぐる授業(地域史演習)や、京都?奈良?大阪をめぐる研修旅行といった行事、そして、歴史紀行会のようなサークル活動もあります。今後も情報を発信していきますので、楽しみにしていてください。

白幡神社
建長寺
神雷戦士の碑
長谷寺
長谷寺集合写真