水産学科が東京と静岡で高校生を対象にした公開セミナーを開催しました

海洋学部水産学科が3月2日に千代田区?日本教育会館、3日に静岡市?もくせい会館で、高校生を対象にした公開セミナーを開催しました。「深海から浅海まで 海の恵みを育てて喰う」をテーマに、教員や卒業生が研究成果を紹介し、海洋学や本学科の魅力を知ってもらおうと企画したものです。

2日のセミナーには、高校生や保護者約20名が来場しました。まず、中村雅子准教授が水産学科の特色ある教育カリキュラムや静岡キャンパスの研究環境、本学の海洋調査実習船「望星丸」を紹介。続いて、2023年度まで本学科で教鞭をとっていた福井篤元教授が、深海性魚類の発育について講演しました。さらに、佐藤成祥講師と秋山信彦教授が水族生物の繁殖方法について解説し、後藤慶一教授は人工知能を活用したマグロの目利き技術に関する研究成果について説明しました。浅川倫宏准教授は貝の中に含まれる毒素について講演し、本学科の卒業生で現在は食品加工業者の一正蒲鉾㈱で商品開発を続けている齋藤右京氏(2016年度卒)が、魚肉のすり身を加工してウナギのかば焼きを再現した「うな次郎」などの人気商品を紹介しました。

3日のセミナーも同様の内容で実施し、37名が来場。「最新の研究について詳しく知ることができて、進路を考えるいい機会になりました」「海洋生物の奥深さだけでなく、研究を突き詰めようと努力する先生たちからすごみを感じ、興味の尽きないセミナーでした」といった感想が聞かれました。

両日のプログラムは下記の通りです。
本セミナーは、今後もさまざまな形で展開される予定です。

「深海性魚類のミステリアスな発育」 福井篤元教授

「交尾の後が肝心! 複雑怪奇なイカの繁殖方法」 佐藤成祥講師

「水族の卵と繁殖行動」 秋山信彦教授

「人工知能に人は勝てるか~マグロの目利き人VS超音波AI」 後藤慶一教授

「食中“毒”を利用する~人造発光貝毒分子~」 浅川倫宏准教授

「本物はどれ!? かまぼこ×未来研究で作るウナギの新しい形」齋藤右京氏