「自治体職員のリアルとやりがい」をテーマに特別講義を行いました

政治経済学部政治学科では12月5日に、小関一史氏(埼玉県東松山市)による特別講義「自治体職員のリアルとやりがい」を行いました。政治学科の原田講師が担当する「公務員論」の講義の一環で実施したものです。同講義は、公務員制度について学修するとともに、公務員の役割、仕事?キャリアについて学ぶことを目的にしており、多くの公務員志望の学生が受講しています。

小関氏は、1993年に埼玉県東松山市に入職され、自治体職員として様々な業務を経験された後、現在は同市生涯学習部きらめき市民大学事務局長の職に就かれています。また、数多くの場で自治体職員の魅力を大学生に伝える活動を引き受けられています。

講義では、公務員のイメージや自治体の業務?組織についてデータを用いて説明いただいた後、これまでのご経験に基づき、公務員の業務と生活のリアルや、これまでに担当した仕事のやりがいなどについて具体例を用いながら講演いただきました。学生たちからは、「これまで漠然と自治体職員になりたいと考えていたが、どのような業務でどのようなことにやりがいを感じられているのかなど、具体的に話を聞くことができて良かった」、「これから就職活動を控えているが、ワークライフバランスなどについても説明があり、職業選択をしていく上でも参考になる話を聞くことができた」といった感想が寄せられていました。

小関氏による特別講義をアレンジした政治学科の原田講師は、「自治体職員として現在活躍されている方から直接お話を聞く機会は、公務員の仕事?キャリアについて学ぶに当たって必要不可欠と考えています。今回の講義は、学生たちが自らの将来のキャリアについても考えることができる貴重な機会になったのではないでしょうか」と話していました。