統計をテーマに教養学部とのコラボ授業を実施しました

理学部数学科では1月27日に湘南キャンパスで、教養学部芸術学科デザイン学課程とのコラボレーション授業の最終発表会を実施しました。この授業は、統計データの正しい読み方や、グラフィックデザインを用いてデータをわかりやすく伝える方法を実践的に学ぶことを目的に開講しているものです。4回目となる今年度は、データサイエンスを学ぶ本学科3年次生対象の開講授業「確率統計演習B」(担当教員=山本義郎教授)と、デザイン学課程の開講授業「デジタルグラフィックデザイン」(担当教員=富田誠講師)の受講生計20名が参加しました。

数学科からの受講生は、昨年9月からさまざまなテーマの統計データをまとめてグラフ化する方法を学んできました。また、デザイン学課程の学生は文字を使わずイラストで意味を伝えるインフォグラフィックスの技法について習得を目指してきています。全5回行った両学科の合同授業では、デザイナーの徳間貴志氏をゲストに招いた特別講義を実施しました。徳間氏は日本の人口推移をグラフィックで表現するなどインフォグラフィックスを用いたデザインで活躍されています。合同授業では、そのほか、言葉ではなく絵に描いて自身の考えを伝える「グラフィック?ファシリテーション」という手法を用いた議論も重ねてきました。

学生たちは、両学科から2名ずつ所属する5つのグループに分かれ、それぞれ自由に定めたテーマに沿ってデータを収集。それらを分かりやすく図案(インフォグラフィクス)化しポスターにまとめました。最終報告会では、その内容をプレゼンテーションツールの「Prezi(プレジ)」を使用して発表し、教員と学生がその場で採点しました。最優秀賞に選ばれたEグループは、「あなたは大便をなんて呼ぶ?」をテーマに、大便の呼び方が年代?性別でどう違うかアンケートデータをインフォグラフィックスにまとめ紹介したほか、飲食から排泄までの過程やトイレットペーパーの平均使用量など、工夫をこらしたデザインで表現しました。

学生からは、「統計データを分かりやすく紹介するために、『これは○○が何個分のときと同じ重さです』などといった、数値の近い比較データを探すのが大変だった」「デザインを重視すると統計データが分かりにくくなってしまうことがあった。プレゼンしたい相手に伝わるデザイン方法を新しく学ぶことができました」といった感想が聞かれました。

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