公開講座「川崎市、観光不毛の地からの逆転劇」を開催しました

公開講座「川崎市、観光不毛の地からの逆転劇」を開催しました

観光学部では7月12日に、2014年度第1回公開講座「川崎市、観光不毛の地からの逆転劇」(後援:川崎市?川崎産業観光振興協議会)を代々木キャンパスで開催しました。地域の特性を生かした観光について、より多くの人々に知っていただくことを目的に実施したもので、川崎市経済労働局長の伊藤和良氏と、川崎市観光協会観光推進部長の亀山安之氏を講師に招き、学生や教職員、地域住民ら約200名が参加しました。

当日は、川崎産業観光振興協議会の会長も務める松本亮三観光学部長のあいさつに続き、伊藤氏が「『観光不毛の地からの逆転劇』~川崎市臨海部産業観光の展開~」をテーマに講演。市民や事業者と連携し、工業都市として発展してきた川崎の強みに光を当てた取り組みを解説しました。「かつての川崎は工場地帯で発生する有害物質を含む煙などで、負のイメージがありました。しかし、現在の工場は煙ではなく水蒸気を排出しており、空気もクリーンなので幻想的な雰囲気の工場の夜景を見て楽しむことができます。この夜景は観光資源としても魅力があり、工場を巡るツアーを通じて多くの人々を呼び込むことができています」と成功談を話しました。

その後、亀山氏が「工場夜景の観光マーケティング学(楽)」をテーマにプレゼンテーションし、「マーケティングには商品力、発信力、販売力という重要な3要素があります。美しい工場の夜景があってもこの要素が欠けていると、訪れた人々が楽しむことができる観光スポットの案内はできません」と語りました。講座の最後には、川崎市の工場夜景を紹介するムービーも上映されました。参加した学生からは、「工業地帯の夜景は世の中から想像以上に注目されていて、見せ方によっては観光ツアーとして商品になることに驚きました。柔軟な視点で、観光資源を見つけていくことが重要だと学びました」といった声が聞かれました。

公開講座「川崎市、観光不毛の地からの逆転劇」を開催しました