建築学科3年次生の猿山さんが「建築学縁祭2022~~Rookie選~」で佳作に選ばれました

 工学部建築学科3年次生の猿山綾花さんが、9月2日から4日まで工学院大学新宿アトリウムで開催された「建築学縁祭2022~~Rookie選~」で佳作に選ばれました。昨年度からスタートした建築学縁祭は、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で建築を学ぶ現役学生を対象としたフリーエントリー制の設計課題講評審査会です。今回は大学、専門学校計45校から524作品の応募があり、1次審査を通過した100作品が会場に展示され、建築家らによる公開巡回審査を経て各賞が発表されました。

 猿山さんは、「建築デザイン演習4」の授業課題として制作した作品(作品担当指導教員=岩﨑克也教授?建築都市学部長)を、今回「流れを纏う。」というタイトルでブラッシュアップしたものです。「『輪郭のない家』に家族以外の2名以上の人が同居する新しい住居を設計するという課題だったので、長野県軽井沢町の別荘地に2名の建築家が使うSOHO(Small Office/Home Office)を設計することにしました」と話します。「コロナ禍以前は第三者を家に招き入れることに抵抗はありませんでしたが、今は内と外の確固たる境界が形成されてしまいました。しかしSOHOはクライアントが訪れることも多いので、オフィスは土足、住居は靴を脱ぐ空間にすることで境界をつくる一方、行き止まりをつくらず、地面から立ち上がる4つの壁に空間が寄り添う、内外をグラデーション状につなぐ設計にしました。森に向かって半円状に広がる壁と木を延長線上につなぐことで、外部環境を家の中に引き込むつくりにしています」と工夫を説明しました。

 猿山さんは、「100選に残った作品はどれも素晴らしいものばかりだったので、まさか選ばれるとはと驚きでいっぱいでした。コンペに参加したのは初めてのことでしたが、他大学の学生の作品を見て、話しをして、とても刺激を受けました。審査員からは、『今までになかった開放感のある住宅』『模型を作りながら考えるからこその作品』といった評価もいただきましたが、屋根の置き方など、自分の中ではまだ納得できていない部分もあります。今回の刺激を糧に、今後もたくさんの作品を作ってコンペにも参加したい」と意気込みを語りました。