「湘南ひらつか七夕まつり」でデザイン学課程の学生がデザインした飾りが採用されました

教養学部芸術学科デザイン学課程の学生5名のデザインが、「湘南ひらつか七夕まつり」の地元企業の七夕飾りに採用されました。毎年、同七夕まつりの飾りを企画、制作などを行っている一般社団法人七夕飾り空いっぱいプロジェクトから、教養学部の池村明生教授に依頼があったもので、池村教授のゼミの授業を履修する3年次生が中心となり応募しました。

「夜空に光る祈りの光」をデザインした安達友菜さんは、はじめに七夕の起源を調査。七夕の風習が江戸時代に形成されたことから着想を得て、「歴史の古さを感じられるように、七夕と同じく江戸時代に成立した浮世絵を題材にしました。浮世絵の特徴を自分なりに分析し、表情や髪の毛の繊細さにこだわって描きました。また、願いを込める短冊を鮮やかな黄色にすることで、ライトアップされたときに浮かび上がって見えるように工夫しました」と作品に込めました。寺田早希さんは「パンダに七夕飾り」のテーマで制作。「七夕飾りと聞いたときに思い浮かんだ笹飾りから連想して、モチーフをパンダに決めました。これまで動物を題材にしたイラストも描いてきたので、自分らしさを表現しながら七夕まつりの華やかな雰囲気に合うデザインになったと思います」と話しました。

ほかにも渡邉輝大さんの「ガラスの隔て」、仲神希美さんの「会いたくて」、張錫浩さんの「七夕の夜」が採用され、5名による七夕飾りは7月7日から9日まで平塚市街で開催された「湘南ひらつか七夕まつり」で飾られました。

なお、期間中には本学教職員有志による七夕飾りも出展されたほか、最終日にはチャレンジプロジェクト「Global Innovation Project(GIP)」の「地域活性化ミニプロジェクト」に所属する学生たちが平塚市商工会議所によるクリーンボランティアに参加しました。